ども、ナニヲスルマンです。
今回はトイレのAGBドアロックケースの事について綴っていこうかと。
色々な言い方があるみたいでレバーハンドル錠とか機械式ロックとか、ドアの金具とか・・。
ここでは交換部品を売っていたお店が使っていたロックケースって言葉で書いていきます。
ナニヲスルマン宅のトイレのドアレバーは、ばねのへたりの為垂れ下がっております。
このままではもしかするとトイレが開かなくなるかもと危機感をおぼえたので
交換しようと調べました。
”AGB 11 BREV”
と刻印があります。調べてみるとイタリア AGB社のドアロックケースという事がわかりました。
ドアにくっついている状態だと寸法等がわからない為まずは取り外し測定。
上記情報を基に交換部品を購入します。
しかしどうやら同じ部品は既に廃盤の様で代替としてドアレバーハンドル位置は一緒で
ロックの取り付け位置が5mm真下に下がったものなら購入できることがわかりました。
ドアを下に5mm削る必要がありますが、無い物は買えませんのでこの代替品を購入しました。
”AGB ドアロックケース” って検索すると出てくるかと。
ナニヲスルマンは楽天さんで購入しました。
では交換部品もそろったので取替方法を。
使用する工具は
・プラスドライバー(取り付けられているネジに適したもの)
・六角レンチ(3mmを使用した気がする・・)
です。
まずは六角レンチを使い、レバーハンドルの付け根付近のイモネジを
レバーハンドルからちょこっと出るくらい緩めます。んで、引っ張ると取れます。
結構な力が必要ですが、ビビらず取ります。
え、取れんの?ってちょっと躊躇しましたが、構造的にレバーの付け根、円状の金具が
金具の下に隠れているプラスチック製のベースプレートを覆うように引っかかっているのですが、
レバーハンドルには四角い金属の芯に取り付けられている為、プラスチック製のベースプレートから
真っ直ぐ抜く必要があるので抜けにくい様に思います。
なので、片方さえ取り外すことができれば反対側は外す前にまず芯を取り外してしまえば
残りのレバーハンドルを取るのは簡単だと思います。
上は抜けたレバーハンドル。
んで、ドアにネジ留めされているベースプレート。
このベースプレートのネジですが、調査時に外した際にネジが折れてドアの中に残ってしまった為、
致し方なく以前の位置では無くタテに新たにネジ留めしたものです。
なので本来はヨコにネジは留められてます。
と、いうかヨコでネジ留めする必要があります。理由は後ほど。
で、反対側のレバーハンドルを外します。
レバーハンドルをつなげている金属製の芯は引き抜けばそのまま抜けます。
もしくはレバーハンドルと一緒に抜けてくるかもしれません。
で、レバーハンドル下のロックを回す金具も外します。
レバーハンドルと同様に六角レンチでイモネジを緩めてあげると取り外せます。
トイレの外側の方は内側を外せば引き抜けるかと思います。
外側から引っ張れない場合、内側から芯を押して抜きます。
ロック部分は根元が残ってしまいます。ここは今回初めて取り外すのですが、まぁベースプレートに
引っかかっているのではと思い、芯を利用しててこの原理で外しました・・・・。
が、大失敗しました。ベースプレート割れている!
(しかも、これは反対側も外した後に気付きましたよって・・・・。)
どうやらロック部分のベースプレートの中は空洞で金属パーツを外す際にかけた力で
パッきり行ってしまった様です。
が、とりあえず単に空洞なだけなので面一にしておけばいいかな?って思い
後で割れた場所に瞬間接着剤ぶっこんどきました。(雑な仕事だなぁ・・・)
と、ここで気づいたのはネジの留め方です。
斜めになっている?レバーハンドルは確か真横に?(ナニヲスルマンの写真ではタテですけど・・)
この理由も外したドアロックケースにありますので後ほど。
で、もう芯が取れたんだからドアロックケース本体が引き抜けるはず!
と思いたいですが、ここでケース本体を引き抜くと失敗する可能性があります!
実はレバーハンドルやロック部分の金具を留めているベースプレートが取り付けられているネジが
ドア表面から内側のドアロックケースを入れる為にくりぬかれたドアの厚みより
長いネジが使用されている可能性があります。
とりあえず、新旧のドアロックケースの写真にてご説明を。
左が誤った手順にて外した旧型、右がこれから取り付ける新型。
写真のレバーハンドル用の芯の付近、左右にベースプレートを留める際のネジが貫通しても大丈夫な様にロックケース本体に穴が開いております。
また、ロック部分の芯付近は写真では旧型は斜め右下、左下に穴。左上に大きめの四角い穴。
新型の方はロック部分の芯付近は左右の穴が開いております。
上記穴の開き方の理由により、ベースプレートを取り付ける際のネジ留め位置は
・レバーハンドル:新旧共に左右。
・ロック部分:旧型→斜め(写真面側は右下と左上) 新型→左右。
となります。
で、どうやらナニヲスルマンは金属製の芯を抜いた段階でベースプレートのネジを抜く、
もしくは緩めてロックケース本体に干渉しないようにしてからでないとケース本体を
ドアから引き抜いてはいけなかったのに無理やり引き抜いた為、
ネジを折ってしまったのではないかと思います。
折れてしまったネジはもとに戻りません。
気を取り直してロックケース本体を外すところも綴っていきましょう。
まず、ドアロックケース本体を留めているネジを外します。
んで、レバーハンドル用ベースプレートのネジを緩め、ロック部分のベースプレートは新旧で
取り付け寸法が違う為取り外します。
写真ではレバーハンドル用ベースプレートのネジは緩んでおりませんが、短いネジを使用している!
という事にしてください。
次にロック部分に金属製の芯をさして、ロックケースを引き抜く方向にずらすと
ロックケース本体がドアから浮きますので取り外すことができるかと思います。
次に交換品を入れてロック部分の位置を確認します。
下っすね!
なのですが、芯を入れてロックを回してみると・・・・
回ってしまったのでドアは削りませんでした!
って、どう見ても干渉しそうなんですけど・・・。まぁとりあえず回ったからいいかな?って
そのまま取り付けてしまいました・・・。
ベースプレートの取り付け位置はベースプレートと芯、内側のつまみと仮止めし、
ベースプレートの穴からドアに印を付け、ネジ留めしちゃいましたので写真ありません。
もししっかり位置決めしたい!ということであれば、交換用ロックケースに紙を置き、
鉛筆の芯側面を軽く当てながらロックケースをなぞれば(というかこする?)
・ドアハンドルレバー芯通し位置
・ドアレバーハンドル用ベースプレートのネジ穴2つの位置
・ロック用芯通し位置
・ロック用ベースプレートのネジ穴2つの位置
この4つの位置が紙に浮き上がるので、その紙と実際のドアの芯の位置を合わせれば
ベースプレートの取り付け位置は間違いないかと思います。
ナニヲスルマンは取り付けているときこの方法を思いつきませんでした・・・。
んで、
無事交換作業終了です!
ドアロックケースの出たり引っ込んだりする突起の部分(なんていうの?この部分)が
プラスチックに変更されており、ちょっとチープ?って思いましたけどすごく静かになりました!
旧型は金属だったのでレバーハンドルを下げ、突起をひっこめた状態でドアを閉めてあげないと
バタン!
と、うるさかったのですが、交換後はレバーハンドルを下げずにドアを閉めてもパタッとする程度。
むしろレバーハンドルを下げない方がドア枠に当てなくていいし、レバーハンドルを下げる回数を
減らすことが出来るので、今後の耐久性が良いかもしれません。
今回の交換作業は家族にも好評でナニヲスルマンはホクホクでございました。
(ネジを折ってしまった方のベースプレートのタテ位置留めしているネジは少し浮いているのは内緒)
ではでは。