• キャンプ関連のこと、トルテュProの一人設営やその他そ色々とつづっていくブログでございます。


    ども、ナニヲスルマンです。

    先日の日曜日に

    旧石器ハテナ館 (史跡田名向原遺跡旧石器時代学習館が正式名称かな?)

    に行ったっす。

    お隣の相模原市にあります。
    道路が空いていると自宅から大体40分弱で着くので何気に足を運んでしまう施設です。
    圏央道:相模原愛川ICからすぐのところにあるのでアクセスも良いです。
    ナニヲスルマンは一般道で行きますが。


    この施設、お題にもあるんですが、旧石器時代をメインにしている施設で、
    約2万年前の建物の跡がみられるのは日本でここだけとの事です。

    これってすごいことだと思うんです!

    が、ナニヲスルマンがこの施設を知ったきっかけは実は別で、
    我が家の娘ちゃんが幼稚園に入るか入らないかぐらいの時でございました。

    近いところに相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら って、淡水魚を扱う
    水族館があるんですが、休日になると非常に混んでおりました。
    (最近は行っていませんのでわかりませんが。って、コロナ禍ですけど)
    敷地はちょっとした公園になっており、水遊びができたりするのと、水族館の入園料も安く、
    小さな子がいる家族には絶大な人気がありました。あ、今も人気かもしれません。

    駐車場に入れないこともしばしばあり、どこか空いている施設は無いか?と、思っておりましたところ、
    ふれあい科学館内で配布しているチラシに ”旧石器ハテナ館” が。
    で、近いので行ってみたところ、駐車場も混んでおらず、入館料は無料(もちろん駐車場も無料)で、
    館内もゆっくり見学でき、なによりナニヲスルマン的に黒曜石が美しい!
    沢山の石器(尖頭器)が展示してある!って事に心を奪われてしまいました。

    この時は すごい穴場を見つけてしまった!
    と、ちょっと興奮したんですけど、水族館に出掛ける家族構成を考えますと、この旧石器ハテナ館は
    考古学の施設なのであまり来ることは無いかもしれませんね。

    ですが、ちょっとした遊具のある公園も併設され、自販機もありますので小さなお子様の居るご家族にも
    おすすめな施設だと思うんですけどねぇ。
    でも、館内の見学所要時間ですが、じっくり見学して1時間といったところでしょうか。
    ちいさい子は字を読まずに見て回るだけと想定するとあっという間に見学し終えてしまいますね、多分。



    旧石器ハテナ館の施設概要等は相模原市のホームページで確認してもらうとして、


    ナニヲスルマン的旧石器ハテナ館おすすめは体験学習でございます。


    全部を体験している訳ではないので、言えた身分ではないかもしれませんが、
    勾玉づくり超おすすめです!(有料です。300円)

    旧石器ハテナ館の体験学習の対象はほぼ小学生以上ですが、こどもだけが対象ではなく、親の参加というか、
    別に子供だけを対象にしていないです。あくまで小学生以上が対象なので一般もOKですね。
    なので、こどもが小学生に満たなくても、”この体験学習がいい!”とこどもが言ったら親が参加すればOKです!


    過去、ナニヲスルマンの娘ちゃんには対象に満たなかったことが幾度かありましたが親であるナニヲスルマンが
    参加することで娘ちゃんは見るだけではありましたが完成品を手にすることが出来たので喜んでました。


    で、勾玉づくりですが、とても柔らかい石(蝋石っていうのかな?)なので簡単に削ることができ
    容易にこだわりの形にできます
    また、現在旧石器ハテナ館での勾玉づくりは津久井の伝統的な組紐が付いてくるそうで、
    おこさん、特に女の子はすごく喜びそうですよ。
    (ナニヲスルマン家はこの組紐になる前にしか勾玉を作っていないので今度参加してみようと思っております。
     あ、組紐は見せていただいたことあります。素敵な紐でした!)

    あと、体験しておくべきは

    火おこし体験無料!

    でしょう。現在キャンプがブームになっているようで(ナニヲスルマンも乗っかってますけど)
    文明の利器で便利な生活をしている現代人へのアンチテーゼと言うべき体験ですかね。

    体験は棒をこすって火をつける。から、最終的には火打石だったかと思います。
    が、最初がとにかく大変で現代人でよかったなぁ、と痛感しました。

    こどもにも火を扱わせるという大切な教育にもなると思いますので、やはり体験しておくべきでしょう。



    超絶むずかしいのが黒曜石で石器づくりです!
    これは危険も伴いますので、長袖、長ズボンとくつが必須だったかと。
    正直なところ、ズボンには雨具をはき、足は長靴。長靴を雨具で覆い、細かい黒曜石の破片が長靴の中に
    入らないようにした方が良いとさえ思います。
    上半身も雨具のように破片が繊維の隙間に入らないようなものをナニヲスルマンは推奨します。
    あれ、ガラスですよ、マジで。

    で、割る道具には 鹿の角と足にのせる革が貸し出されます。
    また、ある程度の大きさのある黒曜石が渡されます。(どう割ろうかと考えてしまう・・)
    旧石器ハテナ館の館内で紹介している黒曜石での石器の作り方のムービーの通りのことをします。
    あの映像を見る限りは自分にもできそうかな?と思ってしまうかもしれませんが、

    が、思った様には割れない!
    しかも硬い!(鹿のつのも硬い。あ、これどうでもいいですね。)
    黒曜石はどんどんと小さくなっていき、最終的には黒曜石どころか自分のこころも砕いてくれます。
    (ナニヲスルマン個人の感想です)

    あ、でも教えてくれる学芸員の方が調整してくれるので大丈夫ですよ!


    で、隠し玉ですけど、ナニヲスルマンと、娘ちゃんのこころをとらえているのが

    銅鏡レプリカづくり

    です。(隠してないんじゃ?ってのは言わないでくださいませ。)
    正直ここには書きたくなかったのですが、これが出来る施設ってあまりないので書きました。
    2021年8月の開催体験学習で、予約させていただいておりましたが緊急事態宣言で休館、
    体験し損ねてるものです。聞いた話によると近いうちに開催しますとの事でした。



    体験教室の注意点ですが、

    • 予約は電話、又は館内にて直接予約を取る。
    • 体験する3日前から予約が必要。
    • その月でのみ開催する体験学習があるので確認が必要。
    • 定員が限られており、人気の体験学習は早めの予約が必要。
      その月限定の開催に関してはその月の1日からしか予約がとれないのでこれも注意。


    です。(あってるかなぁ、正直心配なので興味のある方はハテナ館に確認をしてみてください。)
    WEB上での予約はできません!
    また、当日予約無では体験学習は受け付けてくれません!

    ちゃんと予約して行けばナニヲスルマンの様にリピーターになるかもしれません!


    と、まぁちょっと前置き(?)が長くなりましたが、旧石器ハテナ館で撮った写真を掲載しようかと。

    旧石器ハテナ館 黒曜石原石
    この黒曜石にナニヲスルマンはこころ奪われてしまいました。
    旧石器ハテナ館 田名向原遺跡
    写真暗くて見にくいんですけど・・・。
    旧石器ハテナ館 住居状遺構発見物
    市民の方も発掘調査に参加されたようです。
    旧石器ハテナ館 田名向原遺跡住居状遺構出土 石器
    ナニヲスルマンは黒曜石の矢じりなどを見るのが好きです!
    旧石器ハテナ館 田名塩田遺跡群出土 真脇式土器
    縄文時代前期の土器とのこと。
    旧石器ハテナ館 旧石器時代 住居状遺構
    日本列島において、旧石器時代の住居状遺構では最大規模の様です。
    旧石器ハテナ館 田名向原遺跡
    下の図のような感じでグランピングでもこういう旧石器時代スタイルがあったら面白いかもしれない。
    けど、ナニヲスルマンは自分でテント設営したい派なのであっても泊まらないけど。
    真ん中ぐらいの図はなんとなくリビングシェルロングに似ている気がする。



    ここからは道路を挟んで併設されている遊具の無い方の公園の写真を掲載。

    田名向原遺跡公園
    田名向原史跡公園。
    田名向原遺跡公園 公園案内図
    田名向原遺跡公園 谷原12号墳(復元)
    谷原12号墳(復元)。
    この古墳タイミングが合えば中を見学できたかと思います。
    この古墳にはのぼってはいけませんよ!
    田名向原遺跡公園 竪穴式住居(復元)
    田名向原遺跡公園 竪穴式住居(復元)
    竪穴式住居の復元。
    こちらはいつでも入れます。が、とにかく狭いです。
    実は一度火事になり、再度復元されたものです。
    田名向原遺跡公園 住居状遺構(復元)
    田名向原遺跡公園 住居状遺構(復元)です。
    向う側に見える建物が史跡田名向原遺跡旧石器時代学習館、旧石器ハテナ館です。
    田名向原遺跡公園 住居状遺構(復元)
    田名向原遺跡公園 住居状遺構(復元)



    と、まぁこんな感じです。


    ナニヲスルマン的には息抜き的な癒しの空間であります。
    身近にこのような施設があるので恵まれてるなぁ、と感じます。




    ではでは




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