ども、ナニヲスルマンです。(この記事の所要時間:けっこう長め)
うちは3人家族なので、2人で設営すると娘ちゃんが退屈してしまいます。
なので出来れば一人で設営したいとキャンプを始めてからずーっと思ってました。
キャンプへ行く都度一人で設営できるように練習はすれど、
「鬼門のAフレーム」
が、行く手を阻んでくれ、結局は「おーい!手伝ってもらえません?」とかみさんの助けを借りておりました。
と、まぁ前置きはこれぐらいで現在では一人で設営できるようになったので自分なりの設営方法をつづっていこうかと思います。
ですが、あくまでわたくしの個人的な手順ですので以下の手順で設営される方は自己責任でお願いいたします!
(廃盤なんだから需要があるのか?って思いますねけどね。)
準備というか、確認
テント設営にあたり、各道具がそろっているかを確認した方がいいかなと。
フレームがちゃんとそろっているかを確認してから設営しましょう!
各フレームを分けておくことでスムーズに設営もできるかと思います。
以前行ったキャンプ場で散策中、撤収時に忘れ去られたsnow peak製だろうと思われるリッジポールっぽいものを拾ったことがあります。管理棟にもっていきましたけど・・・。
また、風の強い日の設営の場合、テントが飛ばされてしまいますので、ペグ、ペグハンマーなど即座に使えるところに置いておくと良いかと思います。
フレームは8本で、
と、マニュアル見ればわかるんですけどね・・・。(よかった・・・。ちゃんと前回忘れずにしまえたようです。)
マニュアルをお持ちでない方、”TP-770R 取扱説明書”って検索すればPDFで見つかると思います。
ナニヲスルマン流設営の手順
手順1
本体を広げ、まずリッジポールを両端が紺色のスリーブに通し、Aフレームを赤色のスリーブに通します。Aフレームとリッジポールのジョイント部分は赤丸のシールが貼られており、そのシールが外側を向くように通していきます。その際、センターリングと言われる輪っかをAフレームとジョイントした後にリッジポールの先端へ通しておきます。
同様に反対側のAフレームも本体のスリーブに通し、リッジポールとジョイントしておきます。
手順2
センターフレームをリッジポールに接続し、本体のリングピンに差し込みます。この時、センターリングにセンターフレームがちゃんと通っているかも確認しておきましょう。センターフレームはまっすぐなものではなく、カーブがあるのでそのカーブの外側を上にリッジポールとジョイントします。
で、センターフレームをリングピンへ差し込むわけですが、センターフレームを上にしなるようなイメージで持ち、リングピンに差し込みます。
あと、サイドドアを全開にしておくと楽になるかもしれません。写真を撮った時は久々設営だったので忘れました。
「あれ?こんなに苦労したっけ?」って感じだったのですが、閉めっぱなしでもちゃんとセンターフレーム用のリングピンに差し込めたので、まぁ良し。としてしまいました。
手順3
片側のAフレームを各リングピンに差し込んでいきます。ナニヲスルマンは寝室側から差し込んでます。
Aフレームを通しているスリーブをAフレーム先端側へ引っ張り、きれいにしておくと差し込みやすくなります。
ここまでくれば、しめたものです。
手順4
反対側のセンターフレームをリッジポールへジョイントし、リングピンへ差し込みます。
まず、リッジポールへ手順2の要領でセンターフレームを差し込み、センターフレームを組み立てながらテント本体を起こしていきます。この時あまり高い位置でセンターフレームを持ち上げないようにしましょう。
しゃがみながらセンターフレームを組見立てていっても楽々本体は持ち上がります。
持ち上げるイメージとしては反対側へ起こすような感じです。
本体が持ち上がったら(起き上がったらかな)地面に近い位置でセンターフレームをリングピンへ差し込みます。
ここまでの段階でトルテュProさんは自立するので後の作業は楽勝です。
ここでちょっと考察なのですが、上記写真のように、リングピンへ差し込み終わった状態のAフレームと、スリーブに通しただけの状態のAフレームとでは、通しただけのAフレームがかなり末広がり状態になっていることがわかります。
Aフレームはこんな状態なので、トルテュProの取扱説明書の通りリングピンへ差し込もうとすると、最初の片方は全く問題ありませんが、もう片方側はAフレーム先端とリングピンの位置が恐ろしく離れてしまいます。
リングピンをAフレーム先端へ持っていこうとテントを引っ張ればAフームは逃げ、じゃあ、Aフレームをリングピンへ近寄せようとすると、リングピンが逃げる・・・。これが最高難度と言われる要因かもしれません。
Aフレームを近づけるというか、しならせながらリングピンに寄せていくのでしょうか。ですが屈強なAフレームなのでしなるって何?ってな感じです。snow peakスタッフの方々が設営説明で難なくこなせるのはこのフレームのしならせ方が上手なのでは?と、思います。
簡易的なサンシェードとかキッズ用テントなどについているフレームは細くて軽くしなるので設営しやすいですよね?そんなイメージです。
これを先にセンターフレームからリングピンに差し込むことで、Aフレーム側のリングピンとの乖離をセンターフレームとリッジポールが少なくしてくれていると思います。
ちなみにAフレームの最初の楽な差し込みの後にセンターフレームをリングピンに差し込めばもっと楽じゃ?
ってやってみましたけど、とても後からセンターフレームをリングピンに差せたもんじゃありませんでした・・・。
(もうね、リッジポールとのジョイント部分が反対側のAフレームのスリーブの方に寄っちゃうんですよ。)
手順5
Aフレームをリングピンへ差し込みます。すでに自立しているのでどっちから差し込んでも大差はないかと。
手順6
ここからはもう取扱説明書の通りです。
Cフレームを両端が黒のスリーブへ、Aフレームの外側を通るように通し、リングピンへ差し込みます。
この作業は2か所です。
スリーブの中のフレームに隙間ができてないか注意しておきましょう。フレームが曲がっちゃうかもしれません。
(あ、はい、ナニヲスルマンは曲げました・・・)
手順7
テントフレームを両端が赤いスリーブに通し、Aフレームを差したリングピンの隣のリングピンへ差し込みます。
テントフレームをリングピンに差し込んだ状態ではふらふらしてますが、写真のようにペグダウンすればOKっす。
手順8 (というか仕上げですね)
あとはマニュアルの通りになりますが、テント本体のペグダウンや、Aフレーム/センターフレーム/Cフレーム/テントフレームに各々上から下へ順にプラスチックフックを掛けたり、フレームのクロスしている部分(AフレームとCフレームが重なっているところ)はベルクロ付きテープをOリングに通して固定したりです。また張り網ロープでペグダウンも行います。
(蔵出しでしたので張り網ロープのペグダウンをした画像はありません。すみません。)
おまけ
インナーテントも出しましたのでその画像もアップします。
ふー、ようやく完成、完成・・・・、って、シールドルーフないじゃん!
一人でシールドルーフどうすんだよ・・・。
って、ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
シールドルーフについては、なんか良い方法が思いついた際に投稿させてもらおうかと思います。
ではでは